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まほろ駅前多田便利軒 / 三浦 しをん
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    まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
    まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
    三浦 しをん
    前々から読みたかった作品。

    多分この著者の作品は初めてかなぁ・・・。




    東京の校外にあるまほろ市。
    その駅前で便利屋をしている多田。
    その多田が高校時代のクラスメート行天と再会したところから物語は始まる。
    この行天がくせ者で、成績優秀、容姿端麗だった高校時代、声を発したのは一度きり。
    そんな行天が転がり込んできて、共に次々と仕事を請け負うことになる、という話。

    で、最初に惹かれたのが単純にまほろ市のモデルとなっているのが、実家近辺だから
    という至極不純な理由(爆)
    だからといって、その土地柄が大きなポイントになるわけではないのだけれど。
    けれど神奈川に突き出すように存在するまほろ市が東京都だとあまり認知されて
    いないことに関する記述などを見ると、
    「そういや、神奈川と東京、隣接する市を盲腸(あってもなくても気付かれない、
     的な意味)って揶揄しあってたことがあったなぁ」
    なんて、学生時代のことを思い出してみたりイヒヒ

    多田がやっている便利屋という仕事は、ペットを預かったり、子供を塾から家に送り
    届けたり、立て付けの悪い戸を直したり・・・と、これと言って事件が起きるようなものでは
    ないはずなのに、ちょっとした事件に巻き込まれていく。
    ときにはきな臭い事件にも巻き込まれるのだけれど、多田と行天のキャラクターのせいか、
    そこをあまり感じずにこちらも飄々と読めていく感じ。

    物語は多田視点で進められていくから、多田の人となり関して第三者から語られることは
    ほとんどないけれど、それでも行天とは違った意味で変わってる、んだと思う。
    そのあたりは行天は幼い頃の両親との確執、多田は高校時代、行天の小指が断裁された
    事故の遠因になっているという罪悪感や過去の結婚生活などが心の傷に
    なっているからかもしれない。
    こういう書き方をしてしまうと、傷を負ったもの同士が鬱々と暮らしている感じが
    するかもしれないけれど、実際読んでいく上でそういう感じはしない。
    展開的には、ちょっとIWGPみたいな感じ・・・?←聞くなっ!

    で、こんな人が身の回りにいたら厄介だろうけど、行天が物凄く魅力的。
    多田との再会が年明け早々にもかかわらずハダシに健康サンダル、という
    出で立ちだったのに。
    さらには、とらえどころがなくて、何を考えているのか分からないし、仕事を手伝わせても
    まるっきり仕事は出来ないのだけれど・・・。

    なんでこんなに魅力的なんだろう?と思っていたら、決定的な一文が。

    やっと自発的にしゃべったかと思うと、どんな名捕手でも受け止めきれないような大暴投だ。
    って、以前、ニノが相葉ちゃんを評して言ったことにそっくりじゃん!と(爆)
    もうそこからはいくら考えても多田と行天がニノと相葉ちゃんとしか見えなくなり(苦笑)
    元々の設定が、二人ともバツイチの設定だし、年齢的にはそぐわないんだけど。
    それでも、行天の笑い声が「ひゃひゃひゃ」だったり、なんの警戒も抱かせずに
    相手の懐に入り込める才能だったり、多田の行天への接し方も含めて符合するところが
    たくさんあって・・・。

    ってことで。
    これ、ニノと相葉さんで映像化してくんねぇかな?(爆)
    設定はちょっと変えてもいいからっ!
    ↑だって、年齢的に無理があるだろうし
    ↑どんだけ必死なんだ!
    でも、もし、現実のものとなったときには、ニノより相葉ちゃんの方が大変だろうなぁ。
    ちょっと暴力的な面もあったり、幼いときの体験とかも踏まえての人間性だから、
    それを演じる、ってなると大変かな、とは思うんだけど。
    それでも見てみたいなぁ、と思った一冊。

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